4・5月に開催し好評だった3回連続講座「富田ものがたり」に続く後編として、今週と来週の2回にわたって「DEEP富田ものがたりー”わたし”ものがたりと深~~く出会うー語り継ぐ」を開催。
9月6日(火)は後編第1回が開催されました。
講師は、元富田保育所所長で現在はちゃいるどネット大阪に所属している甲斐田美智子さん。
テーマは「ホーム、異年齢保育はこうして生まれた」と題して、甲斐田先生自身の富田との出会い、そして今では高槻市内の公立全保育所に広がった「異年齢保育」誕生の背景について語っていただきました。
これまで0歳~5歳の年齢別保育があたりまえだった富田保育所で異年齢保育が始まったのは1998年です。
3歳~5歳を縦割りにホームとしてクラス分けして集団保育するという形態です。
背景にあったのは、1987年から始まった校区学力保障プロジェクト、教育改革推進会議、そして保育所・幼稚園から小中高を見通した「つなぬく」プロジェクトでの論議。
子どもたちの自己肯定感をどう高めていくか、将来への見通しや学力保障をいかに進めるかの熱い議論で始まった取り組みです。
後編第1回となる講座には、市内公立保育所や小中の先生方はじめ60名を超える方々にご参加いただき、当時、「つなぬく」に関わっていたメンバーも特別ゲストして登場していただくなど多彩な内容となりました。
次回(第2回)は9月13日(火)午後6時半~、富田ふれあい文化センター小ホールで開催。
「子どもたちの行動の背景に寄り添うってどういうこと?」をテーマに、元第四中学校で教員・川西中学校校長先生で現在は学習支援教室「わんぴーす」にも関わっていただいている野田忠司さんを講師に迎えて開催します。
特別ゲストにも期待。是非、ご参加ください