この度、むすびえさん(認定NPO法人全国子ども食堂支援センターむすびえ)を通じ、厚労省「ひとり親等の子どもの食事等支援事業」にエントリーさせていただき先日採択頂きました。
当法人にてエントリーさせていただいた事業構想は以下。
〇要支援家庭の声なきSOSを発見し、地域支援の循環につなぐ事業
〇目的:コロナ禍で困窮する世帯の多いひとり親家庭や生活困窮家庭、福祉の援助が届きにくい家庭、海外ルーツの家庭など地域社会の中で制度から取りこぼれやすくかつ社会的不利を被りやすい子どもを支援するため高槻市域全域(人口35万)を対象に①ひとり親家庭や生活困窮家庭等が多く集住する公営住宅がある5エリアおよび②厚労省事業支援対象児童等見守り強化事業のアウトリーチを通して見えてきた要支援家庭を対象に食材配布活動を行う。また、各エリアごとで活動する子ども食堂運営者や地域関係者と協働し実施することで当助成後も各地域において支援の継続性や地域支援の循環につなげることを目的とする。
〇内容:当法人が主催事務局となっている「地域から広がる第三の居場所アクションネットワーク」(参画団体数70団体・127名)に呼びかけ、社会課題が集中しやすい市内の公営住宅5エリアを拠点に、そのエリアで活動する子ども食堂運営者6団体や地域関係者と協働し、食材配布を行う。実施に際しては、地域ごとの子ども食堂等の社会資源につなぐことにより当事業実施後も各地域において支援の循環や継続性を生み出す。
※食材支援活動の実施に際しては、厚労省からの通知、むすびえの新型コロナウイルス対策の自己点検シートおよび動画、当法人が高槻市の保健所と協議し作成した衛生管理事項を関係者にも共有、徹底し実施する。
昨日(8/18)は、実施に向け高槻市の担当課さん、公営住宅を拠点に活動されている子ども食堂等の運営者のみなさんと時間差で夜まで打ち合わせ。明日は子ども支援パックをご提供いただく「株式会社モリタ屋」さんと協議、来週明けには残りの団体さんと調整させていただき、再来週から5エリアで実施していきます。
「夏休みに体重の減る子をださないために」、ネットワークの力を活かしながら市域全域に支援の裾野を実践として広げていきたいと思います。
〇参考:厚生労働省「ひとり親家庭等の子どもの食事等支援事業」
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