学びの支援プロジェクトがスタート!

「まなびの支援プロジェクト」第1回目が開催されました。

 

 このプログラムは来年度、本格スタートをしますが今年は試行的にスタート。大阪大学、京都女子大学、平安女学院大学、京都産業大学などから学生さんが参加されました。

 
 「子どもたちの行動の背景にあるものに寄り添うために」というテーマの中で、参加して下さった大学生の皆さんと共に学びを深める機会となりました。

まず初めに「社会的養護をはじめ、社会的不利を抱える子どもたちを取り巻く環境やその背景を理解し、学びの支援やエンパワメントを促すノウハウを、研修と実践を通して身につける」というこのプロジェクトのねらいの共有を行いました。

 

 そして、初回ということもあり、参加している学生さん同士が互いを知り、関係性を築くためのセッションやアクティビティを行いました。協力して課題に取り組んだり、コミュニケーションを取ったりする場面を重ねることに、互いの信頼関係が築かれてゆく様子や、対人関係が豊かに育まれてゆく場面も目の当たりにすることができました。

 

 さらに、自分自身がなぜこのプロジェクトに参加したか?について振り返り、共有することで、自分自身の思いや考えを見つめ直すような機会も設けられました。参加して下さった皆さんと思いや考えを共有することを通して、まなびの支援を受け取る立場だけでなく、支援を行う側も学びを深めてゆけるのだと改めて実感したと共に、熱心に研修を受けられる学生の皆さんの姿を見て、このプロジェクトが回を重ねるごとにより良いものになってゆくだろうという期待感に包まれました。あたたかい雰囲気の中、まなびの支援プロジェクト第1回目を迎えることができとても光栄です。また、真剣に、真摯に社会課題について学び、向き合われている学生の皆さんの姿を拝見し、刺激を受けながら、まなびの支援や研修に向けて準備を進めて参りたいと思います。


(池谷)