2022年
3月
04日
金
NHK Eテレバリバラ「水平社100年」に放映いただきました。
NHK Eテレバリバラ「水平社100年」に放映いただき、様々な方々からご反響をいただいております、ありがとうございます。
今回は全国水平社創立100周年に合わせ制作された番組にて、第1回目が3月3日に放映され、続編は3月10日に放映予定です。今回の出演では、まちづくりを通していかにして部落差別をはじめ様々な社会課題を解決し次世代の子ども達に「このまちって素敵」「ここに生まれてよかった」と思えるまちをつくってゆけるのか(展望)を短い時間ながらも語っています。
〇番組公式HP
https://www.nhk.jp/p/baribara/ts/8Q416M6Q79/episode/te/KNX4361X2K/
また、今回の取材をお受けした背景についても以下にまとめております。
〇「バリバラ」水平社宣言100年 (1)「人間は尊敬すべきものだ」
・第1回:3月3日(木)午後8:00 ※再放送 6日(日)午前0時(土曜深夜)
○「バリバラ」水平社宣言100年(2)「人の世に熱あれ 人間に光あれ」
・第2回:3月10日(木)午後8:00 放送予定 ※再放送 13日(日)午前0時(土曜深夜)
「過酷な部落差別があたりまえだった100年前に誕生した水平社宣言。人間は同情や哀れみの対象ではなく、尊敬すべき存在だと訴えた宣言の理念は、いまも輝きを失っていない。番組では水平社誕生の歴史を通して、宣言の意義を考える。スタジオには被差別部落出身者など当事者が大集合。当事者が声をあげる意義・支えることの大切さ、「自分を好きになること」など、理不尽な壁にぶつかっているすべての人たちに熱と光を届ける!」
一般社団法人タウンスペースWAKWAK
事務局長 岡本 工介
2022年
3月
03日
木
NHK Eテレバリバラ「水平社宣言100年」をご覧いただいたみなさま
関係のみなさま
一般社団法人タウンスペースWAKWAK
事務局長 岡本 工介
NHK Eテレバリバラ【水平社宣言100年】
の取材の受け入れについて
この度は、NHK Eテレバリバラ【水平社宣言100年】をご覧頂き誠にありがとうございます。取材の受け入れ窓口(法人)として取材中含めこの間、地域内外からお問い合わせ、激励のお言葉を多数お寄せいただき事務局一同感謝いたしております。
≪取材をお受けした背景≫
・部落差別をはじめ様々な人権課題の解決および子どもから高齢者までの包摂型のまちづくりを目指すタウンスペースWAKWAKとしましては、今回の取材をお受けした背景として、全国水平社創立100周年を迎え部落差別の解消のための一助となればという願いから取材をお受けいたしました。
番組を通して部落差別の現実やその解消に向けての取り組み、活動する人をリアリティをもって感じていただくきっかけになればと願っております。
出演に際し、まちづくりを通していかにして部落差別をはじめ様々な社会課題を解決し次世代の子ども達に「このまちって素敵」「ここに生まれてよかった」と思えるまちをつくってゆけるのか(展望)を短い時間ながらも語っています。
≪センシティブな問題を扱うことについて≫
・今回、部落問題というセンシティブな課題を扱うことからNHKサイドと撮影の趣旨・目的等について慎重かつ綿密な事前打ち合わせを重ね、収録後も映像の編集方針等の連絡・調整を何度も重ね徹底したご配慮をいただいています。
・また、地域関係組織とも調整し、個人名は出すものの地区名は出さず、法人名も出さない方針としました。
≪今後の報道対応について≫
・今後も当法人においては、関係者の皆様の利益を最優先に考え、個人情報保護や守秘義務履行の徹底を図ると共に、当事者の皆様への通知や承諾なく報道機関による撮影を許可することはございませんので、安心してご参加下さい。
今回お寄せ頂いた皆様からのご厚情を胸に刻み、様々な差別の解消はもとより子どもから高齢者までの包摂型のまちづくりを行う当法人として、一人でも多くの当事者の居場所づくりやセーフティネットの構築のため事務局一同、一歩一歩少しずつできる範囲で進んでゆくとともに、関係機関との役割分担と積極的な連携協力の下、社会的排除を超え誰もがSOSを出せる支え支えられる社会の確立に向け、発展的に取り組みを進めていく所存です。つきましては、係る事情をご賢察の上、ご理解ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
以上
2021年
9月
18日
土
政府広報「子どもたちの未来のために~地域に根ざす支援の現場~」をご覧いただいたみなさま
関係のみなさま
一般社団法人タウンスペースWAKWAK
事務局長 岡本 工介
政府広報(内閣府特番)【子どもたちの未来のために~地域に根ざす支援の現場~】
での高槻富田地区の取り組みの取材の受け入れについて
この度は、内閣府特番【子どもたちの未来のために~地域に根ざす支援の現場~】での高槻富田地区での取り組みをご覧頂き誠にありがとうございます。取材の受け入れ窓口(法人)として取材中含めこの間、地域内外からお問い合わせ、激励のお言葉を多数お寄せいただき事務局一同感謝いたしております。
≪取材をお受けした背景≫
・子どもから高齢者までの包摂型のまちづくりを目指すタウンスペースWAKWAKとしましては、今回の取材をお受けした背景として、子どもの居場所づくり等の取り組みが高槻市内外はじめ全国にて一歩でも進んでいくことを願いお受けいたしました。番組を通して「うちの地域でもやってみよう!!できるかもしれない!!」と思っていただくきっかけになればと願っております。
≪出演者について≫
・今回の取材に当たっては、関係機関との協議及び特別な許可の下、撮影の趣旨・目的について事前にお知らせを配布させていただいた他、対象となったご家族、関係者の皆様には、承諾を得て放映を行っています。
・テレビ朝日映像担当者との慎重な協議の下、撮影にご協力頂いた皆様の個人や住所等の特定につながる情報に関して、モザイクの有無や方法等に関しても番組サイドには徹底したご配慮を頂いています。
≪新型コロナウイルスへの対応について≫
・今回の取材にあたっては、新型コロナウイルスの感染拡大が行っていたことから利用者、関係者の事前の検温をはじめマスクの着用の徹底、会場における検温の実施およびアクリル板の設置、三密の回避などの徹底した対応を行っております。
≪撮影にご協力頂いた皆様へ≫
・取材においては、たくさんの皆様に撮影のご協力を頂きましたが、残念ながら番組の時間枠、構成や編集の都合上、その多くが本編での放映には至りませんでした。しかしながら皆さまから頂いた貴重なインタビューや様々な活動の映像等の全ては、当該分野の支援の重要性の理解を促すものであり今後の活動にも活きるものです。ご協力頂いたすべての皆様に事務局一同、心から感謝申し上げます。
≪今後の報道対応について≫
・今後も当法人においては、子どもたち・関係者の皆様の利益を最優先に考え、個人情報保護や守秘義務履行の徹底を図ると共に、当事者の皆様への通知や承諾なく報道機関による撮影を許可することはございませんので、安心してご参加下さい。
≪ご寄付による応援のお願い≫
・当法人は、子どもの居場所づくり事業はじめ様々な事業を自主財源やご寄付、民間の助成金により行っております。社会貢献事業を主とする非営利法人のため利用者さまから大きな収益を得ることは難しいのが現状です。居場所を持続していくためぜひ、みなさまのご寄付をお願いできれば幸いです。
(https://wak2.jimdo.com/ご寄付のお願い/)
今回お寄せ頂いた皆様からのご厚情を胸に刻み、子どもから高齢者までの包摂型のまちづくりを行う当法人として、一人でも多くの当事者の居場所づくりやセーフティネットの構築のため事務局一同、一歩一歩少しずつできる範囲で進んでゆくとともに、関係機関との役割分担と積極的な連携協力の下、社会的排除を超え誰もがSOSを出せる支え支えられる社会の確立に向け、発展的に取り組みを進めていく所存です。つきましては、係る事情をご賢察の上、ご理解ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
以上
2020年
7月
16日
木
教育コミュニティ第2回学習会を開催しました
7月16日(木)午後5時半からコミュニティ再生プロジェクトによる教育コミュニテイ第2回学習会を開催しました。
今回は、前回の高田一宏(阪大人間科学研究科教授)さんに続いて志水宏吉(阪大人間科学科教授)さんを講師に招き前回同様にオンラインZOOMでの開催となりました。
志水先生からは「排除と包摂の概念整理」「マイノリティが自らの気配を消しマジョリティへの同化を期せずして求めようとする日本の学校文化」について問題提起。「排除に抗する学校づくり」と「つながりが生み出す力」と「社会関係資本を活かす教育コミュニテイ」についてもお話しいただきました。
講演を受けた討議では「虐待ケースなど社会への関りからの疎遠になっている子ども達をどうつなげていくのか」「自立するための安心して依存できる関係をどうつくっていくのか」等の深い議論にも発展しました。
志水先生の講演をうけて、岡本業務執行理事兼事務局長から改めて「富田地域の概要と包摂のまちづくり」についてのプレゼンがあり第2回学習会を終えました。オンライン学習会にはプロジェクト関係者はじめ校区の学校関係者・大学生含め約40名が参加し熱心な議論となりました。
ご講演いただいた志水先生、ご参加いただいたみなさんありがとうございました!
2020年
7月
11日
土
コミュニティ再生プロジェクト第1回視察学習会を開催しました
コミュニティ再生プロジェクトによる第1回視察学習会を7月11日(土)に開催しました。
行先は箕面市北芝地区、受け入れていただいたのは日頃からお付き合いのあるNPO法人暮らしづくりネットワーク北芝のみなさんです。
参加メンバーはプロジェクトメンバーである富田地域関係者、学校の先生方、大阪大学の渥美先生・高田先生はじめ学生のみなさんら16名。
午後1時に箕面市北芝地区のらいとぴあ21に集合して自己紹介と今後のプロジェクト全体スケジュールについての確認、意見交換を行い、午後2時から北芝地区現地フィールドワーク。
最初に事務局の丸岡朋樹さん、簗瀬健二さんから北芝地区の概要と就労若者支援、地域支えあいプランなど暮らしづくりネットワークと北芝地区でのまちづくりの概要を具体的にガイダンスいただきました。
その後、会場のライトピア21から出て現地フィールドワーク。暮らしづくりネットワークの拠点である「芝楽広場」をはじめとするコミュニティマート、住民参加で作られたコミュニティ道路、そして地域の雇用を生みお出すための営利事業体「イーチ合同会社」とコミュニティスペース「南の家」等を案内いただきました。
コミュニティスペースは空き家となった古民家を活用。つぶやき拾いから始まって「人がつながり地域づくり」「この先10年を展望したまちづくり」という言葉が印象的でした。
受け入れいただいたNPO法人暮らしづくりネットワーク北芝の丸岡さん、簗瀬さん、そしてご参加いただいたみなさんありがとうございました。
2020年
6月
30日
火
コミュニティ再生プロジェクトで「教育コミュニティ」学習会
コミュニティ再生(インクルーシブ コミュニティ)プロジェクト発足(6/12)を受けて、6月30日(火)午後5時半から「教育コミュニティ学習会」を開催しました。
今回もZOOMを使ってのオンライン学習会です。第1回となる今回は高田一宏・大阪大学大学院人間科学研究科教授を講師に招き、「大阪の教育コミュニティづくりの歴史と変遷」を中心にお話しいただきました。
オンライン学習会にはWAKWAKスタッフはもちろん、校区の小中学校の先生方に加え阪大・関大・平安女学院大の研究者・院生・学生の皆さんら約40名が参加。2015年の大阪府社会教育委員会議提言「だれもが独りにならない地域社会をめざして」をふまえ、小中一貫校化や地域との協働の中で地域と学校との関係はどう変わっていくのかについて問題提起。
質疑討論では、教育コミュニティの核であり主人公であるべき子どもたち(児童・生徒)がいかに主体的に協働へ社会参画していけるかの重要性が議論されました。
学習会終了後、教育コミュニティのワーキンググループは残って引き続き午後7時から今後の取り組みについて協議しました。
2019年
12月
14日
土
市民向け講座「地域から広がる子どもの第3の居場所~高槻の子ども食堂編」が開催されました
「地域から広がる子どもの第3の居場所~高槻の子ども食堂編」をテーマに高槻市市民公益活動サポートセンターが主催、タウンスペースWAKWAK共催、平安女学院大高槻の子ども食堂長研究班協力で12月14日(土)午後1時~4時に高槻市生涯学習センターで市民向け講座が開催されました。
一部では「子ども食堂増加の背景にある子どもの貧困・第3の居場所の必要性」についてタウンスペースWAKWAK岡本工介事務局長が基調講演。
引き続き、平安女学院大短期大学部・助教の荷出翠さん、短期大学部2回生の糸井さん、宮崎さんから「高槻市の子ども食堂と現状と課題」に調査結果について報告いただきました。
調査は開催されている子ども食堂4件と運営停止に至った1件の全5件を対象に、「運営継続」「専門連携機関」「補助金活用」へのモチベーションと課題について行われたもので興味深いものでした。
二部は高槻の子ども食堂運営者4団体も登壇してのトークセッション。
コーディネーターを務めていただいたのは原順子(国立成育医療研究センターアレルギーセンター研究補助)さん。
子ども食堂運営団体として「川添子ども食堂(太田也寸志代表)」「ひなたぼっこ子ども食堂(中村亜希子代表)」「富田ただいま食堂(岡本工介事務局長)」「NALK花みずき子ども食堂(田中千鶴子)」がパネラーとして登壇。
セッションでは立ち上げに至った経過、継続していく上での課題等についてそれぞれから出していただきました。
最後に、原さんから子ども食堂と言っても運営形態は多種多様であり、それぞれ4つの子ども食堂についての特徴を紹介。
今後の課題として「広く市民に子ども食堂の周知と認知をしていくための取り組み」「アレルギー対応等リスク管理の重要性」も提起いただきました。
2019年
10月
31日
木
富田ものがたり(第3回・第4回)を開催しました
10月17日(木午後6時半から「富田ものがたり~わたしものがたりと出会う(第3回)」を開催しました。
この企画は近年の世代交代、職員の大幅な入れ替わりの中、地域の“根っこ”(背景)にあるものを系統的に学べる場として開催され今年で6年目となる連続講座です。
第3回は「富田の聞き取り絵本が語るもの」をテーマに、元第四中教員・村上民雄さんと子ども家庭文庫・風の子文庫主宰の朝日悦子さんの二人が講師。年内にも完成予定の富田聞き取り絵本「みやさんうらばなし」の中から5話を紹介しながらその背景についてを解説いただきました
。
「みやさんうらばなし」は富田地域にまつわる話を小学生にもわかるように物語風にまとめた冊子です。 物語では江戸時代から今日にまで富田地域が培ってきた歴史とそれを作ってきた人々の歩みが紹介されています。
連続講座最終回にあたる第4回は10月31日(水)午後6時半から開催。
講師は高槻市立富田保育所元所長の大南峰子さんです。大南さんからは「富田保育所での学びあい、育ちあった保育の原点とは」をテーマに、自身の富田との出会いを含めて熱く思いを語っていただきました。
いずれも、地域の保育・教育・福祉関係者はじめ近隣の大学からも多くの参加をいただき、それぞれに学び取るものも多い学習会になりました。
「富田ものがたり」は次年度も引き続き開催予定です。
2019年
9月
22日
日
第15回NPO協働フェスタが開催されました
第15回を迎えるたかつきNPO協働フェスタが生涯学習センター1F展示ホールを会場に開催されました。
フェスタは濱田市長も迎えて午前10時にオープニング。展示コーナーには市内の市民活動団体40団体、屋外のフリーマーケットにも12団体が出展、タウンスペースWAKWAKも展示ブースに出展しました。
,今年のフェスタのテーマは国連が提唱している持続可能な開発目標「SDGs」。というわけで、WAKWAKのブースでも助成をいただいている阪急阪神ホールディングス(株)が走行している「SDGsトレイン」の紹介動画も上映させていただきました。
2019年
8月
31日
土
富田富寿栄盆踊り大会2019を開催します(終了しました)
富田地域に永く伝わる盆踊りを伝承発展させようと本年も富田まち・くらしづくりネットワーク、富田富寿栄連合自治会、富田富寿栄老人会、部落解放同盟高槻富田支部、タウンスペースWAKWAK、社会福祉法人つながり等実行委員会による盆踊り大会を開催いたします。
昨年大阪府北部地震被災からコミュニテイ再生へ地元の天光軒新月一行による江州音頭や生の太鼓、模擬店でまちづくりの輪を広げます。今年も昔なつかしい塩崎おとぎ紙芝居博物館会員「つるちゃんの紙芝居」にゲスト出演いただきます。
みなさまお誘いあわせの上、ご参加ください!
日時 8月31日(土) 午後5時半~9時 (雨天順延 9月1日)
場所 富田富寿栄公園(高槻市富田2丁目6)
内容 天光軒新月一行による江州音頭
昔なつかしい塩崎おとぎ紙芝居博物館会員「つるちゃんの街頭紙芝居」等
模擬店出店(かき氷・焼きそば・ポップコーン・スーパーボール他)
主催 富田富寿栄盆踊り実行委員会2019
(事務局問合先 一般社団法人タウンスペースWAKWAK TEL/FAX 072-693-9005)
2019年
2月
23日
土
わくわく子ども食堂に1,260名がご来場 ありがとうございました
第5弾となる「わくわく子ども食堂」を2月23日(土)午前11時~午後3時で開催しました。
午前9時にスタッフが集合して一日の流れと分担を確認。高槻市立第四中学校1年生有志のみなさんを含めボランティアスタッフだけで100人を超すみなさんが当日運営に参画いただきました。
午前11時から富田ふれあい文化センター大ホールで舞台イベントがスタート。オープニングは第四中学校吹奏楽部のみなさんによる「花は咲く」合唱。6月大阪府北部地震被災者支援のスライドがバックに流れ、改めて被災後の地域での取り組みを振り返りました。
引き続き、富田小・赤大路小の子どもたちが舞台にあがってトライングルのみなさんの手話に合わせて歌を発表。来賓ご紹介に続いて、富田小・赤大路小5年生有志のみなさんが「ひとりぼっちのいない町」について活動発表を行うとともに第四中1年生有志のみなさんが「災害支援寄付」のお願いをしていただきました。
昼食のカレーライスは社福つながりサニースポットで提供。限定200食の予定を450食まで増やして完売。カレーライスは前日からボランティアグループひまわりのみなさんにご協力いただいて美味しく調理いただきました。
午後1時半からはTOA(株)様のご提供による「音の防災シアター」とサンスター(株)様のご提供による歯ブラシを使って「親子で学ぶお口の健康の話」。歯科衛生士山口千里さんの軽妙な指導で歯ブラシ指導をしていただきました。
舞台外では大阪ガス(株)様提供による「災害時の火起こし体験」や元保育士さん・平安女学院大学生のみなさんによる「親子遊び・よちよちコーナー」、そして赤大路小5年・四中1年生有志による「防災カルタ・昔遊びコーナー」と本当に盛沢山。
来賓として高槻市から濱田剛史市長、万井勝徳子ども未来部部長・白石部長代理・原子ども育成課長、倉橋隆男市社会福祉協議会会長・国広事務局参事、公益財団法人熊西地域振興財団熊西乃理子代表理事、阪急阪神ホールディングス総務部相良有希子課長、大阪ガス(株)ソーシャルデザイン室船渓様、サンスター(株)総務部稲葉様、(株)クボタCSR本部田村様、TOA(株)広報室堀内様、社会医療法人愛仁会高槻地区事業統括室巽様、公益財団法人日本フィランソロピー協会御代田様、高槻ライオンスクラブ野坂会長、市民公益活動サポートセンター長谷川センター長はじめ多数の方にご来場いただきました。
延べ参加者数は1,260名。四中生が会場で呼びかけた災害支援寄付金は21,309円。富田小5年生が制作したチャリティグッズ売り上げは39冊×500円(19,500円)となりました。
ご協力いただいた関係者のみなさん、ご来場いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
2018年
10月
25日
木
子どもの貧困について学ぶ学習会を開催します!
「地域・家庭・学校・行政・大学・企業が連携して
“ただいま〜”と言える子どもたちの居場所をつくる」
-子どもの貧困を学ぶ学習会-
昨年、関係の皆様のご協力のもと「子どもたちの居場所をつくる」事業として「富田版子ども食堂」と「子どもたちの夕刻を支える場」を行ってきました。
この度、子どもの居場所づくりの必要性や子どもの貧困を学ぶ場として学習会を開催します。 皆さんぜひご参加ください。
興味のある方でしたらどなたでもご参加大歓迎です。
〇日 時 2018年10月25日(木) 18時30分〜20時30分
11月22日(木) 18時30分〜20時30分
2019年 3月 9日(土) 13時30分~16時00分
○場 所 高槻市立富田ふれあい文化センター
研修室(予定)
○参加費 無料
○主 催 一般社団法人タウンスペースWAKWAK
○問い合わせ先 一般社団法人タウンスペースWAKWAK
TEL:072-693-9005 E-Mail:jinken@ba.wakwak.com
①2018年10月25日(木)18時半~20時半
森本 志磨子さん(弁護士/NPO法人子どもセンターぬっく理事長)
2000年10月に弁護士登録。民事事件や家事事件を中心に活動。特に、DV離婚事件、被虐待や非行の子どもたちの
代理人・付添人活動、いじめ等についての交渉・講演、性被害・性虐待事件の代理人などの活動に力を注ぐ。2002年
大阪(SACHICO)の協力弁護士、2012年4月より大阪府社会福祉協議会の第三者評価決定委員会(社会的養護分野)
委員、同年8月より週末里親(姉妹)、2016年4月より、NPO法人子どもセンターぬっくの理事長として、子どもシェ
ルター(居場所のない10代後半女子のための緊急一時保護の場)の運営を開始。
②2018年11月22日(木)18時半~20時半
西川 日奈子さん(NPO法人西淀川子どもセンター前代表)
CAPスペシャリストや保護司として活動する中、生まれ育った地元での活動をと、2007年地域の人々と声を掛け
合い、西淀川子どもセンターを設立(2008年NPO法人)。子どもが自分自身を大切な存在と感じ、安心して、納得
した人生を送るための地域に根ざした様々な子ども支援を行っている。
③2019年3月9日(土) 13時30分~16時00分
荘保 共子 さん(特定非営利活動法人(NPO法人)こどもの里理事長)
兵庫県宝塚市で育つ。1970年教会の青年会活動の中で釜ヶ崎の子どもたちと出会う。
1977年、ミニ児童館「子どもの広場」を開設。80年現在地に移設し「子どもの里」と改称。子どもの権利擁護に
取り組む。
2015年度より「特定非営利法人 こどもの里」理事長。
2018年
9月
01日
土
伝承富田富寿栄盆踊り大会2018を開催します(終了しました)
富田地域に永く伝わる盆踊りを伝承発展させようと本年も富田まち・くらしづくりネットワーク、富田富寿栄連合自治会、富田富寿栄老人会、部落解放同盟高槻富田支部、タウンスペースWAKWAK、社会福祉法人つながり等実行委員会による盆踊り大会を開催いたします。
特に本年は、大阪北部地震からの復興と元気な地域を取り戻すための願いも込めて、地元の天光軒新月一行による江州音頭や生の太鼓、模擬店でまちづくりの輪を広げます。今年も昔なつかしい塩崎おとぎ紙芝居博物館会員「つるちゃんの紙芝居」にゲスト出演いただきます。
みなさまお誘いあわせの上、ご参加ください!
日時 9月1日(土) 午後5時半~9時 (雨天順延 2日)
場所 富田富寿栄公園(高槻市富田2丁目6)
内容 天光軒新月一行による江州音頭
昔なつかしい塩崎おとぎ紙芝居博物館会員「つるちゃんの街頭紙芝居」等
模擬店出店(かき氷・焼きそば・ポップコーン・スーパーボール他)
主催 富田富寿栄盆踊り実行委員会2018
(事務局問合先 一般社団法人タウンスペースWAKWAK TEL/FAX 072-693-9005)
2018年
7月
19日
木
読売新聞で被災者支援の取り組みを紹介いただきました
19日の読売新聞朝刊地域版にタウンスペースWAKWAKの被災者支援の取り組みが記事紹介されました。
「共助の力、災害時こそ 大阪北部地震1か月」と題する記事です。
記事はリードで「府北部を最大震度6弱の揺れが襲った地震は18日、発生から1か月を迎えた。北摂地域の被災地では、地震直後から民間団体や自治会が被災者支援に走った。自治体が混乱するなか、近年、重要性が指摘される、地域が支え合う「共助」の力が発揮されていた。」と紹介。
発災直後の被災者支援の中から見えてきた情報格差の問題や要支援者を支える地域側の課題も紹介いただきました。
同記事では 富田地域におけるタウンスペースWAKWAKのほか、同じ高槻市内でも被害が大きかった唐崎自治会や豊中市社協の取り組みもあわせて紹介されました。
取材は先週からWAKWAKとして受けていたもので、うまくまとめていただいた記者さんに感謝です。ありがとうございました。
記事全文は下記からご覧ください。
2018年
7月
11日
水
熊西地域振興財団様のフォーラムで「子どもの居場所づくり事業」について発表させていただきました
昨年度助成事業に採択された公益財団法人熊西地域振興財団様のフォーラムに参加し、昨年度助成事業の成果発表を行わせていただきました。
「地域NPOと魅力ある地域を創りたい人たちとの交流フォーラム」と題した今回のフォーラムは熊西地域振興財団として初めての記念すべきフォーラム。会場は社福大阪ボランティア協会の市民活動スクエアCANVAS谷町の大会議室で行われました。
フォーラムの基調講演は社福大阪ボランティア協会常務理事・早瀬昇さん「大阪の社会課題、そして市民活動の持つ可能性」をテーマに課題先進地域としての大阪と「ほっとかれへん」という民間力が多くの社会的活動を生み出してきた事例をわかりやすく説明いただきました。
その後、助成先団体の中から4団体が7分づつで取り組み報告。報告の機会をいただいたのは認定NPO法人D×P、NPO法人SEAN、高槻精神障害者スポーツクラブWEARE、そしてタウンスペースWAKWAKでくしくも3団体は高槻の団体となりました。
タウンスペースWAKWAKからは「ただいま~と言える子どもの居場所づくり事業」と「6.18大阪北部地震被災者支援」の取り組みを報告させていただきました。
引き続き、認定NPO法人日本ファンドレイジング協会代表理事・鵜尾雅隆さんをファシリテーターに「魅力ある地域を創るために、私たちにできること」をテーマに参加者同士で交流を行いました。
発表の機会をいただいた公益財団法人熊西地域振興財団様にはあらためて感謝申し上げます。
2018年
7月
04日
水
第2次とする地域被災者支援を決定
6月29日(金)7時半から地元の地域被災者支援者会議を開催。
7月6日までを第1次とする地域被災者支援を継続しながら、次の第2次の支援方針を協議しました。
第2次支援では①避難所はじめ福祉的配慮を必要とする被災者に寄り添うより細やかな支援、②7月16日以降に始まる富田富寿栄住宅12棟・13棟26世帯52人の移転支援についての体制づくりを決定。
あわせて、③富田富寿栄住宅建替計画のフレーム見直しと専門家のご協力をいただきながら早期建替への加速化を図っていくことを決定しました。
また、引き続き、今回の教訓と実績をもとに次年度、高齢者の支援の枠組みを構築していきたいと思っています。WAKWAKがめざす「子どもから高齢者をはじめとする様々な人たちのライフステージを補完するまちの仕組づくり」を着実に実現化していきたいと思っています。
2018年
6月
19日
火
要支援被災者へ緊急物資個配行動
大阪府高槻市を震源とする震度6弱の直下型地震が6月18日に発生。昨日からの余震が続く中、地元の要支援被災者へ手分けして緊急物資へ届けました。
緊急物資は昨日ふーどばんくOSAKAから届けられた飲料水と豚まん、クッキーです。
朝から仕分け作業をして市営住宅入居者を中心に高齢世帯126軒へ安否確認しながら支援物資を手渡ししました。
昨晩から水道水が濁り飲料として使えない状態になっており、加えて近くのスーパー、コンビニからも飲料水がなくなっていてみなさん大助かりしていました。
加えて、ガスが復旧したものの安全解除スイッチを押して使えるようになることを知らない高齢者が多く安全解除スイッチを操作することもさせていただきました。
市営住宅12棟・13棟は余震による倒壊の恐れがあるとして市から避難指示が出ていて小学校での避難所生活に入居者の不安が広がっています。
高齢世帯等への緊急物資支援を終えて、学習支援・子ども食堂に参加している子どもたち世帯へ子どもたちの状況確認とあわせて同じく緊急物資を届けました。
2018年
6月
07日
木
「富田ものがたり2018」が始まりました
「富田ものがたり2018」がスタートしました。
例年、富田地域に関わる新転任者を中心に呼びかけこの時期に開催している「富田ものがたり」ですが、富田に関わる人たちの自分物語を通じてより富田地域のことを知ってもらおうという計5回の連続講座です。
初回は導入編ということでタウンスペースWAKWAK岡本工介業務執行理事・事務局長から「風をつかみカタチにする文化」をテーマに富田地域の概要と社会的包摂のまちづくりについて講演。
熱が入りすぎて質疑交流の時間が取れなかったのが残念でしたが、参加者アンケートでは「地域連携の中身や重要性」「差別の現実を包摂で超えるという言葉に感銘を受けた」等大多数の方から高評価をいただきました。
導入編の今回の参加者は35名。次回は6月22日(金)にまちづくり領域「富田ききとり絵本が語りかけるもの」をテーマに富田ふれあい文化センターを会場に開催します。 皆さんのご参加をお待ちしています。
2018年
6月
07日
木
富田ものがたり第5弾を開催します。
ここ近年の世代交代、職員の大幅な入れ替わりの中、地域の“根っこ”(背景)にあるものを系統的に学べる場が地域施設にも幼稚園、保育所、学校にも、きっと必要という思いのもと構想してきた企画の第5弾!!
ここで届けたいのは、“大上段に構えて講釈するもの”や“押しつけたりする感じ”ではなく、もっと楽しく、でも、ただうわずみにあるものを軽く伝えるのではなく、芯にある“ものがたり”も届けるコト。
知識の共有はもちろんですが、その中に話し手の自分物語(体験、思い、夢などなど)をからめていただきながらの講座にしたいと思っています。
そして、この間、NHK全国放送「課題解決ドキュメントふるさとグングン」などで注目頂いている地域の後ろに流れている取り組みの蓄積を知っていただけると思います。
ご興味のある方ならどなたでも、ぜひぜひお越しください!!
■連続講座 第5弾!!
富田ものがたり・“わたし”ものがたりと出会う
■対象者:興味のある方ならどなたでも
■参加費:各回500円(資料代として)
■申込方法:直接またはお電話、Eメールにて
■問い合わせ先:一般社団法人タウンスペースWAKWAK
Tel:072-693-9005 E-mail:jinken@ba.wakwak.com
■定員:各回40名(先着順) ※1回のみの参加も歓迎です。
■主催:一般社団法人タウンスペースWAKWAK
0、「風をつかみカタチにする文化―高槻富田地区 包摂型のまちづくり―」
□日時&場所:6月7日(木)18時半~20時半(富田ふれあい文化センター)
■内容: ①オープニング~ねらいと5回の流れの共有
②アイスブレーキング~人と人が出会い、つながる
③オーソドックスな富田地域概要
<タウンスペースWAKWAK事務局長 岡本工介>
・風をつかみカタチにする文化
・地 人が培ってきた実践を様々な社会的課題の解決へ
2、「まちづくり領域~富田のききとり絵本が語りかけるもの~」
□日時&場所:6月22日(金)18時半~20時半(富田ふれあい文化センター)
■内容: ①読み聞かせ 朝日悦子さん(風の子文庫主宰)
歴史の解説:村上民雄さん(元高槻市立第四中学校教員)
②バトンを受けて まちづくりのビジョン
③『もっと聴かせて!!(質問タイム)』
3、「教育領域~長年、支援学級に携わって~」
□日時&場所:7月5日(木)18時半~20時半(富田ふれあい文化センター)
■内容: ①大宅隆子さん(富田小学校教員)
②バトンを受けて 1年~9年「いまとみらい」単元の流れ 中井貴彦さん(第四中学校区元人権教育担当)
4、「福祉領域~社会福祉法人つながりに込められた思い~」
□日時&場所:7月19日(木)18時半~20時半(富田ふれあい文化センター)
■内容: ①山口 富美恵さん(つながり後援会家族会ひだまり会長)
②バトンを受けて これからの社会福祉法人つながり 井上佳子さん(社福つながり事務長)
③まとめ『私が大切にしたいコト』
2018年
4月
23日
月
NHK全国放送「課題解決ドキュメントふるさとグングン!」をご覧いただいた皆様
関係のみなさま
一般社団法人タウンスペースWAKWAK 業務執行理事兼事務局長 岡本 工介
NHK全国放送「課題解決ドキュメントふるさとグングン!」第2弾
での高槻富田地区の取り組みの取材の受け入れについて
この度は、NHK全国放送「課題解決ドキュメントふるさとグングン!」第2弾での高槻富田地区の取り組みをご覧頂き誠にありがとうございます。今回の映像において当法人はただいま食堂や実践報告会の主催、さらなる子どもの居場所づくりの動きや高槻市立第四中学校の中学1年生が主人公となってまちの課題解決を行う際の地域にある30を超える多職種さまざまな組織を微力ながらコーディネートさせていただきました。地域側の取材の受け入れ窓口(法人)として取材中含めこの間、地域内外からお問い合わせ、視察のご依頼、激励のお言葉を多数お寄せいただき事務局一同感謝いたしております。
≪取材をお受けした背景≫
・子どもから高齢者までの包摂型のまちづくりを目指すタウンスペースWAKWAKとしましては、今回の取材をお受けした背景として、①見えにくいと言われる「子どもの貧困」対策等の取り組みが高槻市内外はじめ全国にて一歩でも進んでいくこと、②とりわけ「声なきSOS」を社会に届けること、③地域と学校が連携した子どもの居場所づくりの可能性をお伝えすることを願いお受けいたしました。番組を通して子どもたちが主人公となって生き生きと活躍している姿やその姿に触発されて住民がまちの課題解決をしていくプロセスをご覧いただき、「子どもたちのもつ力」を感じていただけたり、「うちの地域でもやってみよう!!できるかもしれない!!」と思っていただくきっかけになればと願っております。
≪出演者について≫
・今回の取材に当たっては、特に子どもたちのプライバシーにもふれることから関係機関との協議及び特別な許可の下、撮影の趣旨・目的について事前にお知らせを配布させていただいた他、対象となったご家族の承諾はもちろんのこと、関係者や直接、NHK担当者も交えた説明を行い、承諾を得て放映を行っています。
・NHK 担当者との相当慎重な協議の下、撮影にご協力頂いた皆様の個人の特定につながる情報に関して、当事者を含む関係者の意思確認の下で行い、NHKサイドには何度も打ち合わせを重ね徹底したご配慮を頂いています。
≪撮影にご協力頂いた皆様へ≫
・第1弾の放映のための取材(昨年の2017年2月から4月までの約
3か月間)および今回の取材(2017年12月~2018年3月までの約4か月間)においては、たくさんの皆様に撮影のご協力を頂きましたが、残念ながら番組の時間枠、構成や編集の都合上、その多くが本編での放映には至らなかったとのことです。しかしながら皆さまから頂いた貴重なインタビューや様々な活動の映像、講演会の様子等の全ては、当該分野の支援の重要性の理解を促すものであり、番組づくりにおいて重要な示唆を与えて頂けたと
NHK 担当者より皆様への謝意と共にご説明頂きました。ご協力頂いたすべての皆様に事務局一同、心から感謝申し上げます。
≪今後の報道対応について≫
・今後も当法人においては、子どもたち・関係者の皆様の利益を最優先に考え、個人情報保護や守秘義務履行の徹底を図ると共に、当事者の皆様への通知や承諾なく報道機関による撮影を許可することはございませんので、安心してご参加下さい。
≪寄付による応援のお願い≫
・当法人は、子どもの居場所づくり事業はじめ様々な事業を現在のところ行政からの委託ではなく自主財源や民間の助成金により行っております。社会貢献事業を主とする非営利法人のため利用者さまから大きな収益を得ることは難しいのが現状です。大切な居場所を持続していくためぜひ、みなさまのご寄付をお願いできれば幸いです。
今回お寄せ頂いた皆様からのご厚情を胸に刻み、子どもから高齢者までの包摂型のまちづくりを行う当法人として、一人でも多くの当事者の居場所づくりやセーフティネットの構築のため事務局一同、微力ながら一歩一歩少しずつできる範囲で進んでゆくとともに、関係機関との役割分担と積極的な連携協力の下、社会的排除を超え誰もがSOSを出せる支え支えられる社会の確立に向け、発展的に取り組みを進めていく所存です。つきましては、係る事情をご賢察の上、ご理解ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
以上
2018年
4月
22日
日
「ただいま~と言える子どもたちの居場所づくり」がNHK全国放送で放映されます
12月から3月までの約4か月間にわたって取材いただいた「ただいま〜と言える子どもの居場所づくり」の放送日が決定しました。
昨年の放送では、富田地区の「ただいま~と言える子どもの居場所づくり」として、ぐんぐんサポーターの幸重忠孝さん(NPOこどもソーシャルワークセンター代表)を迎え、当法人の学習支援教室をはじめ二つの子ども食堂などの取り組みを追っていただきました。
今回は、その第2弾。高槻市立第四中学校の中学生がこどものひとりぼっちの課題を考える授業として地域に参画する様子を追っていただきました。
スタジオ進行は幸重忠孝さん、関ジャニ∞横山裕さん、ぺこ&りゅうちぇるのみなさんです。
是非、ご覧下さい。
●NHK総合 1チャンネル 4月22日(日)午前10時05分~48分
「課題解決ドキュメントふるさとグングン! ひとりぼっちのいない町 大阪府高槻市富田地区Part2」
https://www.nhk.or.jp/chiiki/program/180422.html
2018年
3月
11日
日
子どもの居場所づくり実践報告会を開催しました
「子どもたちの夕刻を支える場」の立ち上げからようやく1年。
毎週水曜日夕方5時半から開催している富田版子ども食堂も実施回数が40回を超え「ただいま~」と言って帰って来れる場としてすっかり定着してきました。
3月10日(土)午後1時半から富田ふれあい文化センター大ホールで子どもソーシャルワーカーの幸重忠孝さんをゲストに迎えて実践報告会を開催しました。
オープニングでは昨年4月にNHK全国放送で放映された「地域魅力化ドキュメントふるさとグングン」のダイジェスト版を放映。
その後、開会セレモニーでは濱田高槻市長、倉橋高槻市社会福祉協議会会長にご挨拶をいただきました。
報告会には地元自治会・関係団体、校区の小中学校・保育所・幼稚園の先生方に加え、事業実施にご協力いただいている平安女学院大・大阪人間科学大・関西大・桃山学院大・常磐会短大の各先生方、食材提供いただいているフードバンクOSAKA、助成金をいただいた公益財団熊西地域振興財団代表理事等のみなさんもご来賓として出席いただきご紹介させていただきました。
開会セレモニーを終えて、二部では最初に主催者であるタウンスペースWAKWAKから「子どもの居場所づくり事業」についてパワ-ポイントを使っての実践報告。
続いて、地元の第四中7年生有志「レインボープロジェクト」メンバー21名が「中学生から見た居場所づくり」について報告提案を行いました。圧巻は、自分たちの思いや生きづらさを抱える仲間たちをストーリー化した3本のDVD映像。子どもたちの目線ならではのクオリティの高さには驚きです。
中学生の発表を受けて、昨年来関わっていただいている幸重忠孝さんから四中生の取り組みについてコメント。
最後に、タウンスペースWAKWAKから「高校生の居場所づくり」「一時的シェルター機能」「こどもから高齢者まで地域で支える仕組みづくり」等、実践から見えてきた課題について提案がなされました。
実践報告会にご参加いただいたのは158名。遠くは尼崎や滋賀県米原市からご参加いただいた方も。
参加者アンケートでも「当事者である子どもたちを巻き込んだ地域の協働がすばらしい」「しんどいと言えないことを共有できる地域の環境づくりの重要性を学べた」「つながることで地域は変わることを実感した」等々の意見感想をいただきました。
報告会の開催に関わっていただいたスタッフのみなさん、ご参加いただいたみなさん本当にありがとうございました。
2018年
3月
10日
土
ただいま~といえる子どもたちの居場所をつくる事業 実践報告会
「地域・家庭・学校・行政・大学・企業が連携して
‟ただいま~“と言える子どもたちの居場所をつくる」 その後・・・
富田版「子ども食堂」&「子どもたちの夕刻を支える場」実践報告会
昨年、関係の皆様のご協力のもと「子どもたちの居場所をつくる」事業として、「富田版 こども食堂」と「子どもたちの夕刻を支える場」を立ち上げました。
ここで目指しているのは、「地域、家庭、学校、行政、大学、企業が協力しながら子どもたちの居場所をつくること。」
今回はその実践報告会をさまざまな方々にお集まりいただいて開きたいと思っております。
ご興味のある方でしたらどなたでもご参加大歓迎です。
○日 時 3月10日(土)午後1時30分~午後4時
○場 所 高槻市立富田ふれあい文化センター大ホール
○内 容 第1部 午後1時30分~
導入「地域魅力化ドキュメントふるさとグングン」(子ども食堂に動き出す編 12分)
開会セレモニー
第2部 午後2時~4時 「ただいま~と言える子どもたちの居場所づくり事業」実践報告
「事業の様子と報告」(タウンスペースWAKWAK事務局長 岡本工介)
「事業に携わる人たちの声いろいろ」
「富田地区に携わって見えたこと」(特別ゲスト 幸重社会福祉士事務所 幸重忠孝さん)
「今後の課題とこれからの展開」
○対 象 興味のある方ならどなたでも 定員120名
○主催&問合先 一般社団法人タウンスペースWAKWAK
TEL:072-693-9005
E-mail:jinken@ba.wakwak.com
〇協賛 高槻地区人権推進員企業連絡会
●特別ゲスト(講師)プロフィール
幸重忠孝さん
特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば前理事長。花園大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了。社会福祉士。学生時代よりボランティアとして、こどものひろばの事業に従事し、2009年8月~2013年4月まで理事長。「こども生活支援センター」を立ち上げ、子どもの貧困対策事業に取り組む。幸重社会福祉士事務所代表、スクールソーシャルワーカー。
2018年
2月
25日
日
第3回富田わくわく子ども食堂を開催しました
昨年3月、9月に続いて3回目となる「富田わくわく食堂」を2月254日(土)午前11時より開催しました。
「わくわく食堂」は毎週水曜夜に開催している対象者を限定した「ただいま食堂(ケア付き食堂)」とは違って、地域に住む子どもからお年寄りの方までがごちゃごちゃに交わる誰でも参加できる共生型食堂です。
今回は個人のボランティアさん、ボランティアグループひまわりさんに加え地元の第四中7年生(中1生)いまとみらい科レインボープロジェクトのメンバーや大阪人間科学大・平安女学院大・花園大学の学生さんや卒業生も加わってボランティアスタッフだけで100名を超える体制となりました。
当日は朝9時に、従事者・スタッフ要員が集合して各エリア分担と準備作業を最終確認。
10時半から受付を開始し、11時から富田ふれあい文化センター大ホールでオープニングイベントを行いました。
四中吹奏楽部の演奏で舞台がオープニングに続いて、富田小の子どもたちがトライアングルのみなさんの手話に合わせて歌を披露。続いて富田小学校4年生の有志の子どもたちが紙芝居「富田ものがたり」を披露。
オープニングの最後は、「お口の健康」をテーマに絵本の読み聞かせと歯科衛生士さんによる歯磨き指導。歯ブラシは地元企業であるサンスター(株)からご寄贈いただきました。
大ホールでのオープニング終了後、12時から大ホール後方では元保育所の先生や大学生・高校生が赤ちゃん向けの「よちよちコーナー」を担当。小ホールでは四中生が「遊びコーナー」を企画運営。認定NPOフードバンクOSAKAから提供いただいたお菓子等も景品も子どもたちに大人気でした。
同時並行で社福つながりサニースポットを昼食会場にカレーライスを大人300円、子ども100円で提供。食数は334食でした。
今回はボランティアスタッフのみなさんが大活躍。大ホールに立ち見が出るほどの大盛況でしたが、大きな混乱もなくご参加されたみなさんもゆっくり楽しんでいただきました。
各エリアを合わせた延べご来場者数は1,054名。昨年3月が670名だったので大きく参加者数が伸びました。
ご来場いただいたみなさん、会場をお借りした富田ふれあい文化センター、後援いただいた高槻市社会福祉協議会、協賛いただいた地元企業のサンスター(株)、高槻地区人権推進企業連絡会並びに食材の提供をいただいた認定NPO法人フードバンクOSAKAはじめ多くの個人のみなさま本当にありがとうございました。
2017年
6月
09日
金
スタディツアー最終日@ベアビュート州立公園
おかげさまで2017年5月、17年前21歳当時からの念願の夢であったアメリカ・サウスダコタ州先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアーをタウンスペースWAKWAK事業として実施することができました。
渡米中にスタディツアーの様子をフェイスブックなどであげていると「もっと詳しく知りたい」「発信してほしい」というお声をたくさんいただいたので、様子をUPしていきます~。
スタディツアー最終日@ベアビュート州立公園
アメリカ・サウスダコタ州先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアー最終日。
ラコタ族をはじめ多くの先住民にとっての聖地であるベアビュート州立公園へ。この場所は、山の左側は観光サイドとして一般に開かれ、右側は先住民のみが入ることができるようになっている。ここでは、ビジョンクエスト(ラコタ語でハンブレチア)といって、アメリカ先住民の人たちが通過儀礼として4日間飲まず食わずで山の上で一人きりで過ごすという伝統的な儀式を行っている。最終日はこの旅の振り返りもこめて登山。
今回の参加者の一人Z君が初海外でかつ20年ぶりの登山へのチャレンジ。小さいころから知っている彼が初海外で20時間のフライトにまずもって耐えられるのかなど多少の心配がありましたがなんのその。行きの飛行機では座席前のテレビ画面でゲームやフライトの地図を見てエンジョイ、最終日には彼にとって最も苦手な登山へチャレンジ。運動が苦手な彼が何度も止まりながらもあきらめず見事、中腹まで登り終えたときは感動でした。
共に旅をしていた彼の母が「障がいを持ってても、ダウンちゃん(ダウン症)でも海外に行けるし、こんな経験ができる。」と言ってくれた言葉には心が震えました。共に旅をした先生ご夫婦も「Zちゃんすごいなあ」を連発笑
その感動のなか今回の旅が締めくくられました。
下山後、それぞれの方々にとってのこの旅の意味の振り返りをし全行程が終了。
自分自身の夢が叶った瞬間でもあり、16年にわたる経験を分かち合えた旅でもありました。
今回、参加してくださった5名の方々、ラコタの人たち、関係の皆様に感謝感謝です。
2017年
6月
08日
木
スタディツアー7日目@バッドランズ国立公園
おかげさまで2017年5月、17年前21歳当時からの念願の夢であったアメリカ・サウスダコタ州先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアーをタウンスペースWAKWAK事業として実施することができました。
渡米中にスタディツアーの様子をフェイスブックなどであげていると「もっと詳しく知りたい」「発信してほしい」というお声をたくさんいただいたので、様子をUPしていきます~。
スタディツアー7日目@バッドランズ国立公園
アメリカサウスダコタ州先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアー7日目。
ラコタの人たちとの出会いを経て、西へ100キロ、バッドランズ国立公園へ。ここは息を飲むほどのウィルダネス(大自然)がのこる場所。プレーリーと呼ばれる大平原地帯の中にある岩山地帯で約924㎢の広さがある。広大で荒々しい岩山がそびえたち、平原には、バッファローやプレーリードック、コヨーテ、プロングホーンなどの野生動物も生息している場所。およそ50万年という途方もない歳月をかけて水と風の浸食作用でできあがった地形。アメリカ先住民にとっては生活の場ではなく、儀式を大切に行ってきた聖地のひとつ。
この日はバッドランド国立公園を回り、圧倒的なスケールの自然やそこにすむ野生動物たちと出会ったあと、その麓にて宿泊。圧倒的なスケールの大自然が見えるモーテルにて宿泊。大平原で毎年、何度見ても感動し心が揺さぶられる日の出と日の入りをみることができました。
2017年
6月
07日
水
スタディツアー6日目@クロークリーク先住民居留区
おかげさまで2017年5月、17年前21歳当時からの念願の夢であったアメリカ・サウスダコタ州先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアーをタウンスペースWAKWAK事業として実施することができました。
渡米中にスタディツアーの様子をフェイスブックなどであげていると「もっと詳しく知りたい」「発信してほしい」というお声をたくさんいただいたので、様子をUPしていきます~。
スタディツアー6日目@クロークリーク先住民居留区
アメリカ・サウスダコタ州先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアー。
旅の6日目。ホワイトウルフ家から170キロ東にあるダコタ族の居留区へ。サウスダコタ州の州都であるピアで一泊したあと、こちらも16年来お世話になっているオデルさん宅へ。
ラコタ族の多くは平原の文化。ダコタ族の多くは湖やミズーリ川とともに生活をしてきた人たち。また、オデルさんはラコタ族の工芸品のほぼ全てのものをつくることができるハンドソサイエティの家系。彼の作品は美術館に飾られるほどの作品でこれまでも様々な作品作りを教えていただいた。また、彼は伝統的な生き方を守っている人でもあり、ここでは、彼らの伝統的な儀式スウェットロッジセレモニー(子宮回帰、生まれ変わりを意味する儀式)を体験させてもらえた。
実は、今回の旅の参加者であり元学校の先生で今学習支援に携わってくださっているN先生から「どのようにして若者たちは自らのアイデンティティを築いているのか?」という質問があり、彼に質問。
その答えは、「若者たちがこういう伝統的な儀式や文化にふれる機会を創ることで自らの誇りを取り戻せるようにしている。」と。その姿は自分自身、彼らの伝統的儀式に16年間携わり体験する中で見てきたことでもある。様々な深刻な背景を持つ若者たちが儀式を通してエンパワメントされていく姿を見てきた。
今回、うれしかったのは、同世代の若者と話す機会があり、若者たちが徐々にそういう伝統的な生き方に帰ってきているのをみれたことだった。60,70代の人たちが丁寧に耕し伝えてきた生き方が次の世代へと引き継がれていた。
旅も中盤を越え折り返し地点に。
2017年
6月
05日
月
スタディツアー5日目@シャイアンリバー先住民居留区
おかげさまで2017年5月、17年前21歳当時からの念願の夢であったアメリカ・サウスダコタ州先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアーをタウンスペースWAKWAK事業として実施することができました。
渡米中にスタディツアーの様子をフェイスブックなどであげていると「もっと詳しく知りたい」「発信してほしい」というお声をたくさんいただいたので、様子をUPしていきます~。
スタディツアー5日目@シャイアンリバー先住民居留区
5月5日はいよいよ大平原、21才から16年もお世話になっているホワイトウルフ家の人たちが住むお宅へ。
ここは長年ロデオをされているファミリー。気さくでユーモアの絶えない70代のサリバンさんと60代のリリアンさんはじめそのご家族との出会い。実は、この世代は幼少期にアメリカ政府からの白人同化政策を受けてきた人たちでもある。数年前にそのストーリーを10数年の関係性を経て話してもらった。そのとき、人生で様々な紆余曲折を経ながらもマイノリティとして誇りをもってしなやかにユーモアをもって生きる姿に感動し心を揺さぶられた。同時に彼らと重なるものを肌で感じた。
実は今回、同じ地域から参加したある人が「むら(被差別部落地域)と同じにおいがするって言ってたこうちゃんの言葉の意味がわかったわあ。」という話題になった。
まさに彼らラコタの多くの人との出会いから自らの被差別部落出身というルーツをただ大切に生きたいと思えるようになった。自分にとって第二の家族のような存在であり、ロールモデルとの出会いでもあった。
今回の旅は改めて、そんな出会いの分かち合いの旅でもあると感じていた。この大平原のお家で二日間お世話になった。5月は平原の緑が本当にきれいだった。
2017年
6月
03日
土
スタディツアー初日@サウスダコタ州ラピッドシティ
おかげさまで2017年5月、17年前21歳当時からの念願の夢であったアメリカ・サウスダコタ州先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアーをタウンスペースWAKWAK事業として実施することができました。
渡米中にスタディツアーの様子をフェイスブックなどであげていると「もっと詳しく知りたい」「発信してほしい」というお声をたくさんいただいたので、様子をUPしていきます~。
スタディツアー初日@サウスダコタ州ラピッドシティ
5月1日~11日にかけてアメリカ・サウスダコタ州先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアーへ。5月1日、日付変更線を超え、無事にラピッドシティ空港に到着。
ここはアメリカの北中部に位置する都市。周りは見渡す限りの平原で夜にはプラネタリウムで見るような星がくっきりと見えるところ。今回は旅行業法のこともありタウンスペースWAKWAK事業に携わってくださっている20代から60代の5名の方々との旅。自分にとっては16年来、第2の故郷となる居留区の地へ土足でぞろぞろと踏み込むことはしたくなかったので車一台に乗れる少人数でアットホームな旅。うち二人は初海外でサウスダコタという一般的な観光地とは程遠い?!場所へ笑
最初の3日間は概要を学ぶためにミュージアムや州立公園、ラッシュモア国立公園へ。ラッシュモアは、アメリカ人にとっての「自由の象徴」(自由の女神とラッシュモアの二つが一般的なアメリカ人にとっての自由の象徴とされている)。ただ、その歴史の反対側の側面では征服者としての歴史がある。ラッシュモアはラコタ族をはじめ多くの先住民にとってのまさに聖地。白人の西部開拓の歴史の中で最後まで抵抗したラコタ族を鎮圧し聖地の征服を果たした象徴でもある。そんなこんなをスタディ?しながらの前半。
夜はそれぞれにこの旅の参加目的やそれぞれの原点を分かち合い。中身はもちろん明かせませんが実は10年以上もお世話になっている方の新たなエピソードをお聞きするなど非日常だからこその新たな発見もありじーんと心が揺さぶられた時間でした。